客観的な資料を参考に効果があるサプリメントの選び方を紹介します

グルコサミンの役割とひざ間接痛への効果

グルコサミンとは

グルコサミンはひざ関節の潤滑材でクッションの役割を持つヒアルロン酸の主要成分である。
グルコサミンがサプリとして効果的かはグルコサミンの事を知らなければならない。

グルコサミンはアミノ糖の一つ

グルコサミンは、グルコースの一部の水酸基がアミノ基に置換されたアミノ糖の一つである。 

グルコサミンはヒアルロン酸の主要成分である

動物においては、アミノ基がアセチル化されたN-アセチルグルコサミンの形で、糖タンパク質、ヒアルロン酸などグリコサミノグリカン(ムコ多糖)の成分となっている。N-アセチルグルコサミンは、アスパラギンにマンノースを中心とするオリゴ糖鎖が結合するN結合型糖タンパク質の骨格をなすほか(キトビオース構造)、更に複雑構造を持つ糖鎖の主要構成糖である。ヒアルロン酸は、軟骨に大量に存在するプロテオグリカン複合体(アグリカン、ヒアルロン酸、リンク蛋白質の3成分を中心とする複合体)の中心を占める巨大なグリコサミノグリカンである。ヒアルロン酸は、保湿物質として、あるいは軟骨のようなクッション作用を持つ組織の成分として重要である。 グルコサミンは、自然界ではカニやエビなどのキチン質の主要成分として多量に存在している。グルコサミン – Wikipediaより

要約すると
グルコサミンはN-アセチルグルコサミンの形で存在しヒアルロン酸の成分となっている
ヒアルロン酸はひざ関節の潤滑剤でクッションの役割をする。

グルコサミンの分子量は小さい

グルコサミンの分子量は小さく180程度と言われています経口摂取で吸収出来る分子量は500以下が理想 ヒアルロン酸は吸収されないで解説しましたが人が飲んで吸収出来る分子量は500以下が理想なのでグルコサミンはそのまま吸収されると思われます。
アミノ糖に分解されて吸収される、そのまま吸収される、など専門家でも意見が分かれていますが、全てではないとしてもグルコサミンはそのまま吸収されるのではないでしょうか。

グルコサミンの有効性を示す十分なデータはない

ひざ関節痛に有効と言われるサプリメントが多く出回っているが、グルコサミンの有効性を示す十分なデータはないのが実情です
有効性を示すデータが全くない訳ではないのですが、その内容が十分ではないようです、「健康食品」の安全性・有効性情報 グルコサミンでは客観的な評価をしているので参考にしてください。

 グルコサミンはヒアルロン酸の成分であり、そのまま吸収される可能性もありますが、吸収されたグルコサミンが、ひざ関節に届き、潤滑剤でクッションの役割を果たすヒアルロン酸になるとは言えません、そうでないとも言えないのですが。