移動通信システムの世代を「G」で表している 4Gとは第4世代
移動通信システムには2016年現在、第1世代移動通信システムから第4世代移動通信システムまで有り、 2020年の東京オリンピック迄に第5世代移動通信システム (5G)の実現をめざしていた、現在少しずつではあるが運用が始まっている。 「G」は「Generation(世代)」の意味で、 第3世代移動通信システムを「3G」、第4世代移動通信システムを「4G」と呼んでいる。主な移動通信システムの世代と通信規格・通信方式
世代 | 通信システム | 代表的な規格名 | 運用 | |
1G | 第1世代移動通信システム | NTT大容量方式(HiCAP): 初めて実用化されたアナログ方式の携帯電話に採用、 国内ではのドコモのアナログムーバなど | 日本では終了 海外では現在も使用されている | |
2G | 第2世代移動通信システム | PDC方式: 国内ではデジタル式を採用したNTTドコモのデジタルムーバなど | 日本では終了 | |
GSM: 世界で最も広く使用されてるGSMはFDD-TDMA方式で実現されている。海外使用の場合要チェック | 日本・韓国などを除く国では広く使用されている | |||
3G | 第3世代移動通信システム | ドコモ | W-CDMA:FOMAが採用している | 運用中 |
ソフトバンク | W-CDMA:ソフトバンク3Gが採用している | 運用中 | ||
au | CDMA2000 1x:採用しているサービス名も同じCDMA2000 1xだったが後にCDMA 1Xに改名 | 終了 | ||
海外 (欧州) | UMTS | |||
3.5G | 第3.5世代移動通信システム (第3世代移動通信システムの 高速版で 正式な用語ではなく 便宜上用いられる) | ドコモ | 高速版W-CDMAのHSDPA方式: FOMAハイスピードが採用している | 運用中 |
ソフトバンク | 高速版W-CDMAのHSDPA、HSUPA方式を採用したソフトバンク3G ハイスピード DC-HSDPA及びHSPA+を採用したULTRA SPEED | 運用中 | ||
au | CDMA2000 1x EV-DO Rel.0方式を採用したCDMA 1X WINはサービス名を「au 3G」に改名 高速化したCDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A方式を採用したWIN HIGH SPEED | 運用中 | ||
3.9G | 第3.9世代移動通信システム (第3世代移動通信システムを 高度化したもので 正式な用語ではなく LTEと同じ意味でも用いられる) | ドコモ | FDD-LTE:ドコモXiが採用 | 運用中 |
ソフトバンク | FDD-LTE:ソフトバンクSoftBank 4G LTEが採用 TD-LTEと互換のあるAXGPを採用したソフトバンクSoftBank 4G | 運用中 | ||
au | FDD-LTE:au 4G LTEが採用 | 運用中 | ||
4G | 第4世代移動通信システム | ドコモ | LTE-Advanced:PREMIUM 4Gが採用 | 運用中 |
ソフトバンク | LTE-Advanced:SoftBank 4G LTE (CA)が採用 | |||
au | LTE-Advanced:au 4G LTE(CA)が採用 | |||
5G | 第5世代移動通信システム | 10Gbps 以上の通信速度で2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて運用を目指す。 | 運用中 |