デスクトップ向けCPUはIntel・AMDのどちらを選ぶ?
AMD製CPU「RYZEN」の登場でIntelとAMD、デスクトップ向けCPUの性能は拮抗している
AMDは個人的な感覚として10年以上インテルに負けていた
しかしAMDは2017年2月にRyzen 7、3月にRyzen 5、 7月にRyzen 3を発売
さらにRyzen Threadripper 1950X 1920Xを8月10日 、1900Xを8月31日に発売しインテルはAMDに多くのCPUシェアを奪われた。 そこでインテルは「Coffee Lake」を前倒しで発売し、何とかRyzenに追いつき若干リードしている印象だが
コストパフォーマンスが良いRyzenも負けてはいない、といった感じです。
Intel・AMDのデスクトップPC向けCPUの違い
第7、8世代 Core i5・Core i7 とRyzenの比較
ベンチマーク値と価格が同等のモデルをピックアップしてみる
- 価格が約120000円、ベンチマーク値が23000は Core-i9-7900XとRyzen-Threadripper-1950X
- 価格が約45000円、ベンチマーク値が15000~17000は、2番人気のCore-i7-8700KとRyzen-7-1800X
- 価格が約25000円、ベンチマーク値が11000~13000は1番人気のCore-i5-8400とRyzen-5-1600又はRyzen-5-1600X
Ryzenが出る前の第6世代Core i5及びCore i7までなら迷わずインテルだが現在は非常に迷う
Ryzenの長所
- AM4マザーが比較的低価格
- 互換性が高く将来も同じマザーで最新のCPUを使用出来る可能性が有る
インテルCoreシリーズの長所
- AMDの同価格帯のCPUに比べ若干性能が高い(現在はAMDの第二世代Ryzenが登場しAMDが性能も上)
インテルのプロセッサー・ナンバーの見方
Celeronプロセッサー
Celeronプロセッサー ※例インテル Celeron-G1850の場合 |
ブランド | ブリフックス | ナンバー |
インテル Celeron | G | 1850 |
※プリフィックス:G=デスクトップ用途向け
※ナンバー:4桁の数字は大きいほど高性能
詳しくは
インテルのプロセッサー・ナンバーとはより
Coreプロセッサーファミリー
Coreプロセッサーファミリー ※例インテル Core-i7-6700Kの場合 |
ブランド | モディファイア | 世代
ナンバー | SKU
ナンバー | サフィックス |
インテル Core | i7 | 8 | 700 | K |
※モディファイア:ブランドの区別、i3・i5・i7 が有る
※世代ナンバー:6=第6世代、5ならば第5世代となる
※SKUナンバー:3桁の数字は大きいほど高性能
※サフィックス:K=アンロック対応、その他にT=消費電力重視、等詳しくは
インテルのプロセッサー・ナンバーとはより
AMDのプロセッサー・ナンバーの見方
AMD A-シリーズAPU
AMD A-シリーズAPU ※例AMD A10-7870Kの場合 |
ブランド | グレード | 世代
ナンバー | SKU
ナンバー | サフィックス |
AMD A | 10 | 7 | 870 | K |
※世代ナンバー:コードネームにより変わる
※SKUナンバー:3桁の数字は大きいほど基本的に高性能
※サフィックス:K=アンロック対応
AMD FX CPU
AMD FX CPU ※例AMD FX-8320Eの場合 |
ブランド | コア数 | SKU
ナンバー | サフィックス |
AMD FX | 8 | 320 | E |
※コア数:8=8コアだが例外で8コアでも9が有る
※SKUナンバー:3桁の数字は大きいほど高性能
※サフィックス:E=消費電力重視