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ビデオ(グラフィック)カードの必要性
- ソフトウエアの処理をCPUだけでなくGPUでも処理できる様になりグラフィック機能の重要度が増しました。 その為ゲーム用途以外でもグラフィック機能を 用途によって選ぶことが大切です。
- 画像処理、動画編集エンコードなど負荷のかかる作業をする場合はCPUとGPUとの並列処理が有効です。
- もちろんゲーム用途の場合は可能な限り高性能なグラフィックガードが必要です。
- ビデオチップの主なメーカーにはnVIDIA=GeForceとAMD=Radeonがあります。
- GPUにも演算処理させるNVIDIA CUDAを利用するならnVIDIA=GeForceとなります。
GPUでも画像を処理する
Photoshopは CPU の代わりにグラフィックカードに搭載されている GPU を使用して画面の描画速度を向上します。 負荷のかかる作業をする場合はミドルレンジ以上のグラフィックカードを選びます。 関連記事 ADOBE PHOTOSHOP CCの GPUで加速化した主要ツールPhotoshop CC で検証されたビデオカード動画編集でもハイエンドGPUビデオカード搭載PCがオススメ
- CPU以外にGPUも使用してエンコードする、NVIDIA CUDAに対応した動画編集ソフトが登場し GPUは3Dゲーマーだけのものではなくなってきた、 今後はハイエンドGPUビデオカード搭載PCがオススメでNVIDIA GeForce GTX 1000シリーズ以上だとかなりエンコード時間も短縮できる。
ビデオ(グラフィック)カードの種類
ビデオ(グラフィック)カードの2大メーカーNVIDIAとAMD
ビデオ(グラフィック)カードには2大メーカーのNVIDIAとAMDが有ります PC向けGPUで大きなシェアを持つNVIDIAとコストパフォーマンスが良いAMD どちらが良いとかはなく、好みの問題で、 あえて言うならゲームに強いNVIDIAと発色性に定評のあるAMD、 しかしゲームに関してはどちらのメーカーにも相性の良いゲームが有り、発色性は今では殆ど変りなく、重複になるが好みの問題である。NVIDIAのGeForceとQuadroの違い
GPUで大きなシェアを持つNVIDIAの製品にはGeForceとQuadroが有りますが用途によって選びます。用途によってGeForceとQuadroを選ぶ
- GeForceはDirectXに最適化されておりQuadroはOpenGLに最適化されている エンコードがメインなら比較的低価格のGeForce、OpenGLに最適化されたソフトを使用するならQuadroとなる。
GeForce | Quadro | |
用途 | 一般向け ゲーム | 業務用 ビデオ編集・CAD・3D-CG等 |
基本環境 | DirectX | OpenGL |
得意ソフト | ゲーム全般 | Maya・3Dcoat・Photoshop・Keyshot 等 |
価格 | Quadroに比べ低価格 | 高価 |
AMDのRadeonとFireProの違い
AMDのGPUにも一般向け(ゲーム用途)とプロフェッショナル用途が有ります。 考え方はNVIDIAのGeForceとQuadroの違いと同じで- 一般向け(ゲーム用途)はRadeon
- プロフェッショナル(業務用)用途はFirePro