客観的な資料を参考に効果があるサプリメントの選び方を紹介します

コンドロイチンの役割とひざ間接痛への効果

コンドロイチンは軟骨の細胞に多く存在する

コンドロイチンにはコンドロイチン塩酸とコンドロイチン硫酸とあるのだが医薬品にも使用され、コンドロイチン塩酸と比べ一般的に効果が高いと言われるコンドロイチン硫酸の解説をします。

コンドロイチン硫酸(コンドロイチンりゅうさん、chondroitin sulfate)は、動物体内にみられるグリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種。通常、コアタンパク質と呼ばれる核となるタンパク質に共有結合したプロテオグリカンとして存在する。特に軟骨の細胞外マトリックスにアグリカンと呼ばれるプロテオグリカンとして多く存在するが、皮膚などの結合組織、脳などあらゆる組織に広くみられる。コンドロイチン硫酸 – Wikipediaより

コンドロイチン硫酸は抗炎症作用に有効であり軟骨の再生とは関連がなさそう

コンドロイチン硫酸は軟骨細胞に多く存在する、それゆえに関節痛、特に多いひざ関節痛に効くと言われている

色々なサプリメントの宣伝を見みて軟骨細胞に使われているのだから、すり減った軟骨細胞の再生の役にたつのかと思ったのだがそうではなかった
コンドロイチン硫酸は関節炎の抗炎症作用に有効であり、コンドロイチンが含まれる薬は医薬品としても認められ使用されている
なので軟骨再生に役立つとは言うのは疑問だ。

コンドロイチン硫酸は副作用がほとんどないと思われる

消炎鎮痛剤としてコンドロイチン硫酸以外にもっと有効な薬が存在するのだが、コンドロイチン硫酸は副作用が殆どないと言われている(まれに上腹部痛、吐き気、などの副作用がみられる)
急性期の炎症が強く痛みが強い時は、効果の強いステロイド製剤又は非ステロイド性抗炎症薬を使用し痛みが治まったらコンドロイチン硫酸を使用する方法もある。
しかしコンドロイチン硫酸の抗炎症作用は重篤な関節炎には効果がなく、その抗炎症作用に疑問を持つ専門家もいるのでコンドロイチン硫酸も自分が使ってみないとわからない。